
こんにちは。なかあつです。今回はFalcamのF38 ショルダーストラップバックル用 クイックリリースベースV2 FC3141Aのレビューをしていきます。
いままで同じFalcamのクイックリリースベースV2を使っていたのですが、一部壊れてきたので買い直したところ2025年版となっていていろいろアップデートされていたので古い型との比較をします。
F38 ショルダーストラップバックル用 クイックリリースベースV2とは
この商品は、Falcam社からリリースされているF38という規格のクイックリリースプレートに対応したショルダーストラップ用の接続アクセサリとなります。
ショルダーストラップとカメラの脱着をスライドイン、スライドアウトするだけで行えるアイテムとなっています。これによりショルダーストラップの伸縮の手間や窮屈なままの撮影から解放できます。

自分は野鳥撮影をメインに撮影をしているのですが、即応性や機動力が求められる場面が多いためクイックリリースシステムを導入することで迅速な撮影体験を得ることができました。
接続するときの「カチャ」という音が気持ち良くて使っていて楽しいです。なれると目でみなくてもスライド接続・取り外しができ、スムーズに扱えるようになりました。とても便利。
↓ベース+プレートセット
↓ベース単体
製品外観


サイドに取り外し・ロック機構のあるスイッチがあり、上部からプレートをスライドさせて接続する形状となっています。(Falcam Maglinkのバックルを取り付けていますがこちらは別商品です)
サイドボタンを押しながらプレートを上に引き上げることで取り外すことができます。ボタンを押すのと引き上げるという2つの動作を同時に行わないと取り外せないため、不注意で取れてしまうといったことが起きないためフェイルセーフにも優れていて安心感があります。


サイドボタンはプレート取り付け状態でスライドすることでロックすることができます。ロック状態の時はボタンが押せなくなるのでより事故を防ぐことができます。
旧版との比較


ここからは今まで使っていた旧版との比較をしていきます。外観としては大きく変わっていませんが、一番大きな変更はサイドボタンになります。
今までは左右のボタンを同時に押してスライドする形式でしたが、新タイプはサイドボタンが一つとなりました。旧版はボタンへの負荷が大きかったのか内部のバネが壊れてしまったらしくきちんと押せなくなってしまいました。新版の耐久性に期待です。
背面のビス等から思っていたより構造が別物になっている雰囲気がしています。同じV2でなくV2.5くらいの感覚です。


上部のロックするフック部分も形状が微妙に変化しています。幅が少し小さくなって爪の鋭利さが少し柔らかくなっています。


下部ロックスイッチの機構が結構変わっていまして、ガード部分が深くなりスイッチが小型化しており結構深くまで押さないとロックがされないように変更されています。
旧タイプだとちょっと触れたくらいの押し具合でロックが発動してしまい、プレートをセットする前のタイミングでロックされてしまうことが多発していました。セットするために一度ロックフックを戻してスライドする必要があり結構ストレスになっていました。
ここが大きく改善されていまして、爪等で結構奥まで押さないと手動だとロックが発動しないくらいになっています。プレートをスライドする分には困ることもないので純粋にストレスが減ってよいアップデートだと思います。
まとめ
ストラップを使いながらのカメラ撮影に悩んでいる人にはおすすめの商品です。2025年版として細かいながらもとても使い勝手の上がるアップデートもされていて買い替えとしてもとてもおすすめできる商品となっていました。
↓ベース+プレートセット
↓ベース単品